いいこぶるなよ

http://www7a.biglobe.ne.jp/~panikku/page070.html
刑法39条 心神喪失者の行為は、罰しない。

9年2ヶ月にも及んだ新潟少女監禁事件の佐藤宣之は「分裂病人格障害



JR下関駅で15人も無差別に殺傷した上部康明「妄想性人格障害



大阪教育大学付属小学校で8人の児童殺害の故宅間守妄想性人格障害



佐賀西鉄バスハイジャック殺人事件の少年「解離性障害および行為障害」



神戸連続児童殺傷事件・酒鬼薔薇少年「行為障害、性障害(性的サディズム)、解離性障害



連続誘拐少女殺人の宮崎勤(3つの鑑定書が裁判所に提出される①「初期精神分裂」②「解
性同一性障害(多重人格)」③「人格障害」意見が分かれたが裁判所は回避性障害とし
た。

ここで問題なのが、この上記の病名です。



分裂型人格障害とは分裂病を拡大解釈したものであり、人口の3%もいる(今村明、岡崎祐
二「こころの科学」)



妄想型人格障害とはようするに猜疑心の強い偏屈のこと。



解離性障害とはかつてヒステリーと呼ばれていた(高橋徹「ヒステリーから解離性障害へ」)



行為障害とは、反社会性人格障害だが18歳未満の場合行為障害とされる。



宮崎勤の回避性障害は分かりやすく言えばただの引きこもりとなる。



いかがでしょう、私も調べるのにかなり時間を要しましたが、精神鑑定の意味(病名)がオブラ
ートを差別用語の名のもとに複雑にしている感があります。



(刑法改正)

刑法39条に次の条項を付加しては<①故意に、みずから精神の障害を招いて罪となるべき
事実を生ぜしめた者には、前条(39条心神喪失の行為は、罰しない)の規定を適用しない。

②過失により、みずから精神の障害を招いて罪となるべき事実を生ぜしめた者についても前
項と同じである>これは、今でも議論されている刑法改正草案に盛り込まれています。小泉
総理はもともと刑法改正に前向きな政治家です。不勉強な法務大臣を自在に操る法務官僚
の動きに要注意して私は見ていきます。